明度(lightness)とは

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【め】【カラー】

明度(lightness)とは、色の明るさの度合いで「明るさ・暗さ」を表し、白に近づくほど明度が高く、黒に近づくほど明度が低いとされています。

色相、彩度とともに色の3属性の1つで、物体表面の反射率の高低によって決まります。

明度が高くなると明るいイメージになり、限度を超えると色はかすんでしまいます。逆に明度が低くなると暗くなってしまいます。

スイセンの花が庭先でよく目立つのは、花色の黄色や白が、明度の高い色だからです。

また、ブルーや紫は明度の低い色ですが、薄紫は白がたくさんいるので明度が高くなります。このように、白みが多いか少ないかで、明度の高さが決まります。

パステルカラーの配色は、明度の高い色ばかりの組み合わせで、明るく軽快な印象を与えます。

明度の差を大きく生かした組み合わせは、メリハリが効いており、モダンな印象につながります。